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舞台と役者

以前、本ブログで何回かドラマの話を書いたことがありましたが、芝居も大好きで、ジャンルや内容はあまり問わず、気になる役者が出ていると観に行きます。また、公演が長期にわたる場合、二度観に行くこともあります。初日近くに観て、最終日に近い日程でもう一度・・・という感じで、人と、人が作り上げる作品が完成して行く過程を楽しむのも芝居観賞の醍醐味です。最近では、力強い演技で有名な役者さんが競演する芝居を鑑賞しました。筋を知っている古典文学で、あまり期待はしていなかったのですが、初回の熱演に感動し、間をおいてもう一度観に行きました。公演二、三回目と最終回近くとを比較すると、若手の役者ばかりでなく、ベテラン役者でも更に味のある演技へと変化を感じさせられます。役者の成長ばかりではなく、一つの作品として完成していく劇を、観客の一人として目の当たりにできることにとても感動します。上手く言えないのですが、役者と客の一体感と言うべきか、信頼感と言うべき、目に見えない何かが大きく違うように思えるのです。そして、撮り直しのきくドラマとは違い、芝居は一発勝負。劇場に漂う、失敗は許されない、という緊張感が特に好きなのです...
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一見相反する二つの目標

今年の米国大統領選、最終候補者のクリントン氏とトランプ氏のスローガンは、「ストロンガー・トゥギャザー(一緒なら強くなれる)」と、「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再び偉大に)」だった。スローガンは、短いが故に、姿勢を際立たせる。昔、ある業界のトップ企業二社 が、こんな目標を掲げていた。一社は、「業界を作る」であり、この目標を実行していた。もう一社の目標は「業界を超える」だった。後者の企業は、具体的な取り組みにおいては、「もっと深く、もっと狭く、お客様に入っていく」という戦略を掲げていた。「業界を超える」という壮大な目標と、「もっと深く、狭く」というニッチ戦略は、ミスマッチなようだが、その会社の実績を見ると、一見相反するいずれのスローガンにも不思議な説得力があり、興味深かった(実際、成功した)。当社は、上記のように大きな会社様ではないが、後者の例を私達の仕事に置き換えてみると、下記のようなことではないかと思う。私達は、人材紹介という枠組みで、求人案件や求職者様のご紹介をしているが、人材紹介という枠組みありきで考えてはいない。あくまで目的は、求職者様や企業様の課題解決や満足であ...
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感動

先週末にひとつの舞台が幕を閉じました。日本シリーズ第六戦。日本ハムファイターズVS広島カープ広島の2連勝から幕を開け、今年の広島には手をつけられないと思いましたが、日本ハムファイターズが本拠地に戻ってからは意地を見せて連勝し、そのまま優勝という結果になりました。日本ハムファイターズの優勝という結果になりましたが、今年の広島カープはすごくオーラというか闘気がピッチにいる選手全員に見えるような気がしました。特に黒田選手が放つ気迫はテレビを通してでも伝わるものがありました。新井選手とともにチームの若手を牽引するベテラン勢の活躍が何よりも目立った一年でした。人は誰しも惰性的になると「今度頑張ろう」という精神状態に陥りがちです。よくプロ野球のシーズン中の試合と高校野球の夏の甲子園大会が引き合いに出されますが、夏の甲子園球児たちは「負けると引退」がかかった試合ですのでワンプレーに向かう姿勢が全力投球です。しかし、プロになると内野ゴロを打った時、一塁ベースまで全力で走る選手が少ないのが現実です。これは当然プロとアマチュアの世界での違いがあります。お金をもらってする野球、好きでする野球の違い。日本シリ...
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芸術の秋に学ぶ こだわりと凡事徹底

先日勧められて朝倉文夫氏の彫刻作品を見に日暮里にある朝倉彫塑館に行った。朝倉彫塑館は朝倉文夫氏のアトリエと住居だった建物で、東京美術学校を卒業した1907年、24歳の時に谷中の地にアトリエ兼住居を構えた。当初は小さなものを、自ら設計し、改築を繰り返し、細部に至るまで様々な工夫を凝らしており、こだわりを感じさせる建築だった。「朝倉彫塑塾」と命名し、教場として広く門戸を開放して弟子を育成したとのことだ。朝倉氏(1883年 - 1964年)は明治から昭和の彫刻家であり、「東洋のロダン」と呼ばれた。朝倉氏は東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学、モデルを雇う金がないために上野動物園へ通って動物のスケッチをした。縁あって貿易商の注文をうけ、動物の像を卒業までに1200体以上に作った。気付けばスキルが向上していて、文展に出展し、自己最高賞である2等となり、その後も連続上位入賞を果たし、第10回文展においては34歳の若さで最年少審査員に抜擢され、1958年には日展の顧問に就任した。非常に多作であり、全国各地に数多くの像を残した。朝倉氏は動物、中でも身近に多くいた猫をこよなく愛し、多いときには自宅に1...
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言葉の持つ価値

ノーベル文学賞をボブ・ディランが受賞した。文学者でない彼がノーベル文学賞というのは確かに違和感があるが、ポピュラーミュージックを歌詞の持つ世界観によって高い地位にまで引き上げた功績が認められた、という事らしい。楽曲については詳しくないが、言葉(強いメッセージ)には人を動かす力が宿っている、という事を再認識させてくれた出来事だった。ボブ・ディラン本人は、「歌詞は音楽以上に大事。歌詞がなければ音楽は存在し得ない」と若い頃から公言していたようだ。反戦や人種差別などへのアプローチに代表されるように、人間が持つ愚かさや危うさをテーマにした作品はとりわけメッセージ性に優れている事が良くわかる。音楽と文学どちらが高尚なのかというのはさておき、どちらも人間が作り出し、とりわけメッセージ性に優れたものは、時代を超えて、また新しい世代に受け継がれていく事が共通しており、そこからまた、新たなカルチャーや強い結びつきを形成していく。昔の人も現代人も、この辺りは大きく変わらない部分だ。人は、常に他者との関係性の中で生活しており、何かを伝えたり、伝えられたりする事で様々な決断をしている。そのつながりの中で、より良...
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永続的企業価値

かなり前に往訪させて頂いた老舗企業があった。当時、業界では隠れた優良企業などと言われ、良い技術も持っていたし、商品も定番商品だったので、営業も、売りやすいのだろうなと思ったものだ。その時話した方も、『うちの会社は、人は辞めないのですよ』とおっしゃったので、『どんなところに魅力が隠されているのですか』と私。すると『今のところ安定しているからじゃないですかね~』と・・・。私も当時は若かったのもあり、商品がよく売れて、それなりの給与も貰えるなら最高だよな~などと羨ましく思ったのを覚えている。当日、応接に通される際に、執務室を横切ったのだが、中高年の方が多かった印象のあった私は、今のうちに人材獲得に動いた方がいいのではと、ご提案させていただいた。しかし、「今は順調だから必要ない」という事と、過去に中途採用をしていないので社内の同意を得るのが困難だから面倒という話だった。順調ならそれでよいと、私も特にそれ以上はご提案しなかった。先週、その企業の近くまで行ったので、ちょっと寄ってみようと足を運んでみた。当時の担当者も変わらずにいらしたので、お話を伺うことにした。結果、売り上げは当時の半分くらいに落...
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失われた信用を求めて・・・

T社の売上高の水増し等の不正事件が明らかになったのは昨年のことだった。監査法人が不正の兆候を知っていながらも見逃していた。リスクの高い監査は職業的懐疑心を持って慎重に行う必要があるが、人手不足や担当企業との馴れ合い、担当ディレクターの監査報酬という売上を失いたくないという気持ちから、不正の「ニオイ」があっても、なかったことにしていたのだろうと思う。どうして監査法人がこのような質の低い監査を提供してしまうのか?あるレポートでは、監査法人の「ギルド的体質」が不正を防止できない法人内の企業風土を醸成してしまっているという。ギルドとは、中世ヨーロッパの都市で発達した商工業者の独占的、排他的な同業者組合である。生活のさまざまな面で相互に助け合うために結成した身分的な職業団体で同業者の利益を守ることを目的としていた。監査法人の組織制度は、自分の利益だけ考えて、所属する組織やその先の顧客の利益を守ることができなかったのである。これでは、企業がグローバル化し、様々な予期せぬリスクを負う昨今の高リスクの監査には対応できないことだろう。T社はもちろん、E監査法人の今後の組織の変容を見てみたい。T社に限らず...
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努力のメダルと人間力

オリンピック、パラリンピックが終わりました。スポーツ番組をあまり観ない私ですが、眠い目をこすりながら必死になって応援し、負けては悔しい涙を流し、勝っては嬉し涙を流し、心地よい疲労感と、お祭りの後特有の寂しい感じの余韻が心に残っています。選手たちは皆、金メダルという一つの目標を目指し、計り知れない努力を積み重ね、勝っても負けても、晴れ舞台で私たちに感動的なパフォーマンスを魅せてくれました。普段スポーツに興味のない人までも巻き込み、これほど感動させる理由は何なのかとふと考えてみました。自分自身が絶対に出来ない事に取り組むことへの憧れや驚きなのでしょうか?磨き上げられた肉体と精神力の陰にある努力への賞賛なのでしょうか?選手たちは、金メダル=世界一になる、という目標を設定し、そこに辿り着くために様々な努力をします。その目標設定→努力の流れを、私たちの日々の暮らしや仕事に置き換えてみると、オリンピック(トップアスリート達)が私たちに教えてくれることが見えてくるような気がします。私たちは、意識的に、また無意識に、何か目標やゴールを掲げ、それに向かって努力?(大げさかもしれないけれど)しています。今...
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才能を超える努力~働き方の提案の変化

いわゆる「デキる人」というのが、どの職場にもいるものです。「あの人にはかなわない。才能が違う」と思ったこと、一度はないでしょうか?しかし、最新の研究によると、結果を出すには、才能よりも努力の方が、倍以上、重要だそうです。そうはいっても、悩みを抱えるビジネスパーソンの多くは、既に試行錯誤しており、「時間と労力をかけているのに成果が出ない」という声が良く聞かれます。デキる人を見ていると、人一倍、仕事に対する関心が強い、自分に厳しい、という共通点が見られます。ですが、いわゆる成功者へのインタビューを見ていると、最初から、仕事への関心が強かったか、自分に厳しかったか、というと、必ずしもそうではないようです。成果を上げるまでの過程の中で、仕事に興味を持つための努力があり、自分に厳しくする努力があった。これが良いパフォーマンスにつながっているのでしょう。「働き方改革」に代表される時代の流れの中で、最近は、「いい努力とは何か」を意識する論調が強くなってきた気がします。「目的が明確」「目標を絞っている」「自分の部署の立ち位置を理解している」等……。転職希望者様や企業様の問題意識を反映して、ご面談で、上...
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リオパラリンピック2016

日本中が歓喜に満ちたリオオリンピックの興奮も未だ覚めやまぬムードの中、先週9月7日からリオパラリンピックが開幕した。パラリンピックもオリンピックのように民放各社が中継しても良いのではないか?と疑問に思う。オリンピックも選手を取り巻く、様々なコーチ、監督、トレーナーがついている。パラリンピックはそれらの方々に加えて、各選手の介添えの方や、盲導犬もいるだろうし、その中でも、私は、ハンディキャップを乗り越える選手の装着する福祉機器の技術革新に目を見張った。4年の時を経て、時代の進化に驚く。パラリンピックの選手たちの弛まぬ努力と精神力、生命力にはすごく感動するのだが、福祉機器の発達により、人類が不可能を可能にしていく様に脱帽する。オリンピックとは違った角度で見れるエキサイティングな部分、不自由なことに負けない精神力と生命力を感じることができる。スポーツを通して、様々な相関図が連想する。選手たちを支えている福祉機器を開発しているメーカーの特集をテレビで見た。車いすの担当者は赤字だとおっしゃっていた。企業努力とはこういったものだと思う。ここに存在意義と存在価値があると考える。誰かを助ける為には存在...
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プレミアムコア

先日数万円もするテキーラを買いました。髑髏のボトルにスワロフスキーがついたレア物です。今「プレミアムテキーラ」というテキーラの上位バージョンのお酒が密かにブームになっています。人気の秘密を紐解くことで、弊社「コア」の方向性を見出してみようと思います。日本ではテキーラはどちらかというと罰ゲームや一気飲みをするためのお酒として浸透しているイメージが強いといえますが、そもそもテキーラとは、アロエに似た植物アガベを原材料にしたメキシコ生まれの蒸留酒。副原料を用いずにつくる「100%アガベ」と、廃糖蜜(モラセス)由来の酒を合わせた「ミクスト」に大別され、現在プレミアム・テキーラとして世界的に注目を浴びているのは前者です。タル熟成されたものは、非常に味わい深く、ウィスキーやブランデーと比べても決して引けを取りません。また熟成されたものは香りが高いものも多く、味だけではなく香りでも楽しむことができます。さらに味わいはアガベの栽培年数や収穫方法、樽の種類や熟成期間、産地によって異なり、その豊かな香りと希少性がハリウッドセレブを夢中にさせています。中にはテキーラが好きすぎて自分で作ってしまうセレブも存在...
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記憶の宮殿

先日、世界記憶力大会のチャンピオンがプレゼンターとしてTVに出ていた。内容としては、もともと記憶の天才たちを取材する側だったのに、いつの間にか記憶術をマスターしてチャンピオンになってしまった経緯、いわゆる普通の人である自分が、そのメソッドをマスターして驚くべき記憶力を発揮できたのだから、だれでも記憶の天才になれるという話だった。最後に、チャンピオンはスマホと一日中対話している現代人に対して下記の様な警鐘を鳴らしプレゼンを終えていた。「記憶は私たちが何者であるかの証となるものだ。目の前の出来事や人に集中せずにスマホに夢中になり失うものは大きい。それは、自分自身の存在意義を薄くしている事に他ならない。思い出深い人生にするためには記憶が大切だと、ぜひ記憶しておいてほしい。」このチャンピオンが紹介していた記憶術は「記憶の宮殿」と呼ばれるもので、数ある記憶術の中でもかなり歴史が古いものだ。まず、頭の中で大きな建物を想像(自宅など慣れ親しんだ場所がいい)して、各部屋や廊下などに覚えたいもののイメージを配置する。配置する時のイメージは異常で、不気味で、卑猥で、不快なものであるほど忘れにくくなるらしい...
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結果に結び付かない努力

今年の一大イベントであるリオオリンピック。それぞれの選手が金メダルを目指して、世界の頂点を目指して4年間の努力を試す舞台。オリンピックの舞台とは大きく異なるが、私も高校時代に日本の頂点を目指すべく、3年間、泥まみれで楕円球を追いかけていた。全国大会、東のBシードで2回戦から出場した。試合開始。前評判では確実に我々が上だったが、1回戦から好調だった敵チームに押され、前半は6点のビハインド。そして後半。終盤に逆転のペナルティを得た。タッチキックではなく、ペナルティキックを選択。皆さんご存知の五郎丸選手をイメージしてほしい。そう、あのポーズからのキックである。ゲーム終盤、ゴールが決まれば逆転の場面。フィールド上で動けるのはキッカーだけ。審判、監督、選手、観客、全ての人が息を呑む。全ての人がキッカーとボールだけを見る。そして、キッカーは大きく一呼吸周囲は完全に静まりかえるこの何百人の観客が誰もいないように感じる瞬間キッカーがボールに向かって歩みを始めるバコッッ!!その瞬間、ボールは青空に突き刺すように大きな弧を描く入れば逆転になる「入れッッっ」・・・・・・その5分後、ホイッスルが鳴り響いたノー...
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不変の価値

今年のリオ・オリンピックも間もなく幕を閉じようとしております。第1回目の開催から100年以上の歴史を持つ国際的なイベントですが、今年の開催においては、様々な変化があったように思います。競技種目、スポンサー、開催都市、開催国の政治的リーダーの不在等々。新しく生まれた国の参加もあれば、諸々の事情により不参加を余儀なくされる国、参加を断念しなければならない選手等もおります。また第1回目のオリンピックでは36.75kmだったフルマラソンは、ロンドン五輪開催時、女王の席の前をゴール地点とするため、距離を延長して以来、42.195kmになったそうです。オリンピックは、かつてアマチュアスポーツの祭典と呼ばれていましたが、プロ選手の出場が可能になってから随分と経ちました。100m走に至っては、10秒も掛からずに本番が終わってしまいますが、各国の選手はこの一瞬のために4年間に渡る苛酷なトレーニングをします。その選手の姿に、観ている人間は心を打たれるのではないでしょうか。「自分で自分を褒めてあげたい」といったコメントに代表されるように、多くの選手達が、多くのものを犠牲にし、自国の代表として限界にチャレンジ...
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ドラマランキング

今日はいつもと違った感じでブログを書いてみようと思います。私、ドラマを観る事が好きなんです。仕事に役立つと思って、勉強のつもりで見始めた事がきっかけなのですが、ストーリー展開や演者さんの演技力など楽しみ方が色々あって、いつの間にか毎クール、チェックするようになりました。作り手は、世の中の人がどんなことに興味を持ちやすいのか、どんなことに共感しやすいのか等を考え、ストーリーに反映されていることが多いため、世間のトレンドが垣間見られておもしろいのです。たとえば、今回の夏クールでは、「主人公がバリバリ働く女性」というケースが多いように感じます。『家売るオンナ』(主演:北川景子) 水曜22時~ 日本テレビ系『営業部長 吉良奈津子』(主演:松嶋菜々子) 木曜22時~ フジテレビ系『せいせいするほど、愛してる』(主演:武井咲) 火曜22時~ TBS系各局「22時枠」で主人公と同じようにバリバリ働く女性や、家庭と仕事との両立に悩みながらもホッと一息つく22時くらいに見ていただくようなママキャリ世代をターゲットにしていそうですね。働き、悩み、それでも前を向く、というほぼすべての女性が共感しそうです。実...
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ドヤ家電に想う

食品、日用品、化粧品など、一般消費財の人材紹介というイメージが強い当社ですが、耐久消費財に分類される、デザイン家電も強みとしています。私自身、趣味を兼ねて、家電売り場に良く行きますが、十年前と比べても、驚く程、製品が変わったと感じます。機能をシンプルに研ぎ澄ませた製品や、持っていて自慢したくなるような、洗練された製品が増えました。そういえば、日経MJの2016年上半期ヒット商品番付に、「ドヤ家電」が入りました。私も、最近、実家に帰省したときに、両親が、「新しく買ったデザイン家電を近所の○○さんに見せよう」と話し合っているのを見て、「これがドヤ家電か」と想った記憶があります。上記のようなトレンドを体験するにつれて、「人が真に求めているのはモノではない」と感じます。生活上のニーズは、かなり昔に充足し、各メーカーが競うように、新機能A、B、C……と、多くの機能を備えた製品を市場に投入しても、以前ほど、消費者の支持を得られなくなりました。人が製品を通じて求めているのは、ドヤ家電のような、人に対する誇らしい想いであったり、美味しく料理できる調理器具があって、家族が朝ごはんを楽しみに早起きして集ま...
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「上昇」のあり方(上昇志向と常勝思考)

最近、よく考えることの一つとして自分と同世代人間の代名詞として「草食系」と言われるようでありますが、団塊世代からすると、ハングリー精神のない「温室育ち」に見えるのだと思います。特に今のビジネスリーダーの方々は、小さい頃から進学、就職などあらゆることで競争社会でありました。ところが、社会が豊かになるにつれてハングリー精神が奪われていき、いい意味での上昇志向も低下してきました。特に約20年前から、詰め込み教育や受験競争がよくないというので始まったゆとり教育が、競争社会を生き抜こうという強い気持ちを養う機会を減らしてしまったと考えます。世代間での「上昇志向」認識に関しては大きくことなり、団塊の世代の認識としては「競争社会を生き抜く」、つまり「経済的に成功する」お金を稼ぎ、競争に勝つことが上昇の定義。私は「上昇」はもっと多様なものではないかと考えます。お金を稼がない上昇もありえますし、競争を避けた上での上昇もありえます。金銭的欲求のない社会問題を解決しようとする若者は、団塊の世代の方たちの視点から見れば「優しい草食系」に見えるのかもしれません。草食系だったらそもそも社会問題の解決に関与しようと...
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2000度を超えろ!!!

今回は時代を超えて愛され続けている「ファイヤーキング」について触れさせて頂きます。ファイヤーキングとは1941年より米国アンカーホッキング社が製造販売した耐熱ガラスの食器ブランドです。うっすら透明感があり、無骨な質感が特徴です。数多くのシリーズが生み出され、家庭用のテーブルウェアとして、業務用のレストランウェアとして、多様なモチーフや企業ロゴがプリントされた広告用商品として生活に溶け込んでいきました。機能的なデザインと非常に丈夫な素材で製造されているため、月日が経過しても、表情を変えず、愛され続けています。様々な映画に登場したり、名前を冠したカフェが代々木上原に存在したり、時代を超えて人気のコレクタブルアイテムです。ファイヤーキングのミルクガラスのアイコンカラーがジェダイです。ジェダイとはあるSF映画の僧侶(超人)の総称で有名ですが、古くから幸運や繁栄を呼ぶ石として使われてきた翡翠石(ジェダイト)に似たカラーをJade-ite=ジェダイと呼んでいます。美しく神秘的な色で人気を呼んだミルクガラスですがその歴史は1986年に終了します。ミルクガラスの製造はとても難易度が高い上に、非常にコス...
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具体性から熱量が生まれる

「自分にとっての偉人とは誰か?」何気なく社内で話し合う機会がありました。経営者のみならず、政治家やスポーツ選手、芸術家まで、それぞれが思うひとかどの人物がいて、その理由も様々でした。特定の世界において何かを成し遂げた人たちというのは、周囲の大多数が出来ない事をやってのける能力を持っており、局面で発生するいくつかの勝負に、しかるべきタイミングで勝利し、その立ち位置を手に入れているのだと思います(運不運も味方につけて)。彼らに対しての賛辞や尊敬の念を強く持つと同時に、偉人と自分との垣根はどこにあるのかを考えてみると、つまるところ行動に備わっている「熱量」の違いにあるのかも、と思いました。「自分は今、何と勝負しているのか?」全ては、それを強く意識する事から始まる様に思います。恐らく、偉人と呼ばれる人は、極めて具体的に自分の勝負する相手や場所、そのための努力配分について仮説を立て、それを実践しているはずです。目標が具体的であれば、それを成し遂げるための行動も明確になり、結果、勝負に勝つ事への高いモチベーションも発生し、周囲を巻き込む熱量にもつながっていく。そんな図式がある気がします。我々の「C...
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努力のカタチ

メジャーリーガーのイチロー選手。彼の一連の動きには何か惹き付けられるものがある。まるで真剣をしなやかに振るような感じのバット捌きで硬球を捉える。その真剣は自分の身体と一体化しているようにも見える。まさにそれはスポーツの域を超えて芸術の域にも匹敵する。彼は何度その真剣を振ったのだろうか。あらゆる変化をする硬球を捉えるが為に。重心はどこに置くか。真剣を振り抜くタイミングは。脇の開き具合。手首の返し。ある意味、機械のように何万回と繰り返すことで脳と身体に覚えさせる。全てが無意識に反応し、それを捉える。人は理想の姿を実現させたい時に努力をする。それを最初は意識的に行い、徐々に無意識に出来るようにもっていく。だか、その過程で重要なことは理想を意識するという事を常に意識することである。そして、それを継続して行うこと。そうすれば経験と共に無意識レベルに到達する。我々の仕事もある領域に達すると、芸術と言っていいほど人を感動させる瞬間が存在する。経験を積み重ね、あらゆるパターンとその事象に適した対応を繰り返し繰り返し行い、脳に刻み込むことで無意識レベルにもっていくことが可能となる。だが、人の心理を考え抜...
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自己満足に陥りがちな自己評価

各種メディアで、『日本人が自分の住む日本という国に誇りを持ちたがっている』という内容の論調が増えている気がする。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」から一転して、「失われた20年」の後、喪失した自信を回復しようとする作用が働いているのではないだろうか?もちろん自信を持つということは良いことだが、そこにどの位の説得力があるのかということこそが大事だと思う。どの国においても、お国自慢というのは存在するだろう。しかし、単なる『自己満足』と見られるのか、「確かにもっともだ」と思われるのかで、結果は全く違うものになってくる。どのような部分が結果を変えるのだろうか?私は、鍵を握るのは「客観性」ではないかと考えている。例えば、一世を風靡した「おもてなし」。確かにすばらしいのだが、日本を訪れる外国人観光客に対するアンケートの回答を見てみると、日本の評価されている点は「歴史のある文化」であったり、「食事」や「自然体験」といったものが上位のようだ。一方で、一部の富裕層が求めているような超高級ホテルは、まだまだ黎明期。「おもてなし」は、外国人よりもむしろ日本人に評価されているような印象を受ける。先に述べた客観性...
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転職をする前に考えてほしいこと

最近、TVCMや電車の中などで人材紹介会社の広告を目にする機会が増えました。新聞などでも中途採用のニーズが増え、人材紹介会社の増収増益についての記事もよく目にします。気になれば手元のスマホで何でも調べることができる時代のため、サクッと転職についての検索をしてみたことをきっかけに漠然と転職について考えていた人があっという間に転職してしまうケースが増えています。それは悪いことではありませんが、中には「何となく」「とりあえず」といった状況に流されて転職してしまったが為に、再度、転職活動をしている方が多くいらっしゃいます。情報が溢れているからこそ、何が自分にとって大切かを見極める力が求められています。自身の生涯のキャリアを構築するために、場当たり的な転職活動ではなく、まずは自分と向き合うことから始めてほしいと心から願っています。弊社のコンサルタントが転職を考える全ての方にお会いして話ができればお手伝いができるのですが、それは叶わないため、今回のブログが一助となれば幸いです。① 「ありたい自分」を明確にし、自己実現に向けたキャリアプランを描くには、経験の整理から始めます。これまで仕事をしてきた中...
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仕事のプロであるという事

この仕事を始めて、一年近くになるが、最近、よく考えることがある。当社では何についても考える時間を持つということを大事にしてもらえる環境がある。その中で業務上、『人が働く』ということについてよく考える。様々な方との出会いの中から、この人は「なぜこの仕事をするのか?」「家族の為」「趣味の為」「惰性!?」理由は何でもいいのだろう。ただ30年近く生きてきた中で、ある程度わかってきたことは信念があるかないかなのだろう。噛み砕くと与えられた業務をきちんとやるかやらないか。  仕事をして賃金をもらう、生業にするということはその時点で「プロ」でなければならない。業務を卒なくこなす人、仕事のできる人は「誰かを養える力」もあるように思う。そもそも、労働賃金とは労働力提供の対価であり、求められる労働の提供をして、賃金を貰い、その上で、家族を養い、欲しいもの、必要なものを購入するものだ。私たちが購入した商品に不具合や汚れがあった場合、交換も要求するし、返品もする。メーカーは責任もって、求められた機能を果たし、汚れのない商品をお客様に提供する。雇用は購入とは違い、返品、交換が効かない。それに甘んじていて良いので...
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変わるモノと変わらないモノ

最近、外資系企業に転職した同級生と会った。彼は、もともとビジネスで英語は使っていたのだが、今回、新しく入った企業の本国の言語(英語ではない)も身に付ける必要が生じ、自習を始めたという。学生時代から語学好きだった彼は、やや興奮ぎみに、最近の語学教材の進歩について語ってくれた。彼によると、「日本の誇る最高の語学教材は、NHKラジオの語学番組」だそうなのだが、彼が十数年ぶりに触れたこのNHKラジオに、革命的な変化が起こったそうだ。その変化とは、ストリーミングによる過去の番組の無料放映。これにより、以下が可能になった。●番組の放映時間に合わせる必要が無くなった。●録音の手間が消滅した。●好きなときに何度でも聞ける。朝や夜の番組放映時、仕事の関係等で、番組を聞けないことは、どうしてもある。録音しておけば問題はないのだが、面倒だし、「録音すると、『いつでも聞ける』と、安心してしまって、聞かない」というのが、リスナーの永遠の悩みだったそうだ。スマートホンの普及により、ストリーミングは、いつでもどこでも聞けるようになり、学習者は、いまや上記の悩みから解放された。彼によると、NHKラジオには、他にも画期...
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お悔やみ申し上げます ~我々はあなたの【革命的】な意志を継承致します~

4/21米人気歌手のプリンスが死亡したことがわかった。57歳だった。ミネソタ州にある自宅兼レコーディング·スタジオで死亡しているのが発見されたと、複数の米メディアが一斉に報じた。死因は現時点で不明 である。また「天才」が一人この世から去ってしまった。実はプリンスは「天才」に加えて「革命的」という言葉がセットになっている。ミック・ジャガーの追悼コメントにもrevolutionaryとあった。プリンスが一時期所属していたバンド名が【ザ・レボリューション】であったことにも関与しているのだが、彼の音楽が革命的であったことは言うまでもない。わかりやすい事例として、イントロとアウトロだけにしかギターが登場しないWhen doves cryという楽曲がある。この楽曲は、更にベースが存在しない。プリンスはベースがない方がクールだと判断したのだ。当時から黒人音楽には「ビート」と「ダンス」が不可欠であり、ドラムとベース無しでは成し得ない世界観が常識であった。もちろん「異常な行動」をとる事は簡単であり、誰でもできる。「見かけだけの変化」を追う事も実はたやすい。驚くべきことは、この前人未到の楽曲が、1984年...