上手な休み方

今年のゴールデンウィークはどのように過ごされましたでしょうか?
有給を取得して10連休だったという方もおられたり、
コロナ禍以降、久しぶりの国内外への旅行など、思い思いの休みを過ごされたと思います。

仕事の出来る人は、休み方も上手いと聞きます。
幸福感は人それぞれなので一概には言えないと思いますが、
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューの
「休暇で心からリフレッシュして仕事に戻る4つの方法」では、
「休暇を誤用する人」として以下の3タイプを挙げています。
① カウチポテト派・・・家にこもってテレビを観るなど、とにかく何もせず休日を過ごすタイプ。
② 偽りの休暇派・・・休日にも仕事を詰め込み、ひたすら働き続けるタイプ。
③ 休暇版ワーカホリック・・・パーティーや旅行など、遊びの予定を忙しく詰め込むタイプ
上記のいずれかに当てはめるようであれば、休み方を見直す必要があるかもしれません。

まったりとして休んだつもりが疲れも取れず、リフレッシュ出来ていなかったり、
せっかくの休みだからと旅行を企画して出掛けてみるものの、
逆に疲れて憂鬱な気持ちになったりすることって確かにありますよね。

私は旅行も好きなのですが、最近はカウチポテト型になっていたので、妙な危機感を覚え、
今回の休みは、「しっかりエネルギーチャージされるような、充実した休みを送るぞ!」と
気合いを入れて初日を迎えました。
旅行の予定はなかったので、「やりたかったけどやれなかった小さなことリスト」を作成し、
それを実行するようにしました。

まず、大掃除。断捨離し、直近1-2年は使用しなかった服・靴・雑貨を捨てました。
これだけでも気持ちがスッキリ!小さな達成感もありました。

そして毎日朝早く起きること、近所を散歩すること。
いつも利用する駅とは反対側の隣町を散策しました。
数年ぶりに隣町に行ったのですが、昔よく通っていたカフェがなくなって、
新しいマンションが沢山建っており、あらゆるモノが変わってしまい、
自分だけ時が止まっていたような気持ちになりました。

散歩しながらあたりを見回してみると、
公園で遊ぶ多くの親子や、ベンチで休んでいる人たち、
GWが稼ぎ時だ!とモデルハウスの展示場に忙しそうに働いている人たち、
それぞれの休みや生活がそこに存在し、様々な人の人生を少し想像したりしてみました。
何てことのない、数時間の散歩でしたが、非常にリフレッシュされた気持ちになりました。

脳をリラックスさせるには「緊張と緩和」が必要らしいのですが、
今回の私の場合、普段行かないようなところに行ってみたりすることで探索のドキドキと、
ホッとするような時間も持てたことで良い緊張が織り交ぜられてリラックス状態を
作れたということだと思います。
なお、脳には睡眠が不可欠で、十分な睡眠を取ることも重要だそうです。

今年は大型連休が多く、休暇の取得次第で8月には9連休に、
シルバーウィークも10連休にできる暦になっているそうです。
正直、「こんなに休みが多くて大丈夫かな」と仕事が心配になりますが、
休日は仕事のパフォーマンスを上げるためのものと正しく捉え、
非生産的にダラダラと休みを消化してしまうのではなく、
自分にも会社にとってもプラスになるような休み方上手を目指したいと思います。

次の休みには何をしようかと計画を立てるのも楽しくなりそうです。

コメント