この仕事をしていて思う事がある。
果たしてこの仕事は自分に向いているのかと。
壁にぶつかり、跳ね返され、また壁にぶつかりは
跳ね返されの繰り返し。
まさに七転び八起き。
でもその中で成長している事は確かで、その分お客様に
より良いサービスが提供出来ているのであれば壁にぶつかる意味も大きい。
ただ大事なのはその壁にぶつかった理由を明確にする事と
次に同じ壁にぶつからないようにする事である。
そうでなければ成長とは言わないし、お客様に対するサービスも
上質なものは提供出来ない。
よく人間の差は意識の差と言われるがまさにその通りだと思う。
意識のないところに感動は生まれず、感動が提供出来なければ
私がこの会社においての存在価値は無いに等しい。
ただ人様に対して感動を与えるとは言葉以上に遥かに難しく、
今の私には雲を掴むような話である。
ではその雲を眺めているだけでいいのか。
否、私はその雲を掴んでみたい。
その為にはこれから幾度となく険しい山々に登り、
尖った石の上を素足で歩くような時も当然あるだろう。
だが、私はその雲を掴んでみたい。
今は無理かもしれないが、いつか雲を掴んでみせるという
意識を持ちながら歩んで行きたい。
人間の差は意識の差だ。
こんなことを考えている時点で私にはこの仕事が向いているのかもしれないと思ってしまう。
それ以上にこの仕事しかないのだと思う。
家族のため、会社の仲間のため、お客様のため、
自分に関わってくださる方々へ感動を与える事が出来れば
私の存在価値は成立するのだろうか。
それが確信に至る日まで山に登り続けようと思う。

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