こどもの学習教材で数字を順番になぞって、なぞり終えると一つの絵となる教材を覚えてますか?
改めて、「よくできた教材」だと思います。
数を覚える、字を覚える。数字の順番に覚える。点と点をまっすぐ結ぶ。曲げて結ぶ。
筆記具をうまく使う。手先を使う。先を見て線をイメージする。などなど、
様々な事を学べる素晴らしい教材です。
しかし、小学生になり中高大と進学すると、このような教材を見ることは全くありません。
本来は使い方によっては思考のプロセスなども学べるものだと思います。
社会に出てからは点でしかないことが多く、
先輩・上司・同僚・後輩・お客様・飲み屋で知り合った方などに、「仕事」「人」「金」「立場」と
様々なことを教えてもらい、言われた事、聞いた事が点として表れる。
そして自分の中に体験として点在しているものが、ふとした瞬間に繋がり結ばれる事に気づく。
「あっ!これとこれはこう繋がるんだ」
「これってこう言うことなんだ」
点と点の繋がりや結ばれた事を自分で気付けると、その気付きは与えられたものではなく、
自ら得たものになる。自ら得たものは経験としてしっかり自分に蓄積されていく。
生きている限り、情報は無限に入ってきて、その全てを処理や記憶することはできないが、
気になる内容や心に残しておきたい事を記憶の引き出し入れておくだけで、このように結ばれる日が来る。
後輩や部下にOJTや指導・個人面談などで様々なタイミングで話をすることがある。
私の伝え方が未熟こともあるのかも知れないが、相手が理解出来ていない顔の時、
彼らに『今は「?」かもしれないが、この内容が理解できる日が来る。その時に改めて聞いてくれると
本当にわかると思うよ。なぜなら、人は必要となった時にしか理解しようとしないから』と伝えていた。
今となっては説明から逃げていただけの恥ずかしい発言。
「この時、この瞬間」と向き合うことが本当に大切なことなのに。
目の前で起きている事柄にベストな状態で向き合い、納得してもらう事が人に伝えるべき重要な姿勢。
その人が解る言葉で話さなければ説明になっていないということに気付くことがありました。
記憶と事実・体験の結びつきです。
点と点が繋がれる。それは自分の未熟さや弱さも経験として一つの線となる。
点と点を繋ぐ。ではなく、結ぶことで結び目がまた点となる。
点と点を結び続けると、網目のようなフィルターが出来上がり、
様々な事柄をキャッチすることができるようになる。
現状は濃密なフィルターの箇所あれば、隙間が大きく空いたフィルターと呼べない箇所もある。
コンサルタントとして私自身が成長するためには、大きく空いたフィルターをきめ細かく濃密にしていくこと。
そのために、学びで点を作り続け、体験と経験で点を結びつける。
この繰り返しを続ける事で人間力を総合的に高めていきたい。

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