今や海外でも「世界のニナガワ」と言われるほど有名な演出家、蜷川幸雄氏。
彼はもともと役者を目指していたが、優秀な方が数多くいる世界で俳優を
目指すよりも、当時、若者が少なかった演出家として、優れた俳優に
どのように演じさせるかという道を見出した。
彼は与えられたシチュエーションの中で演じるよりも、
自らが創り出す世界観を描き、優秀な俳優に演じさせる方が
自分らしさを見出せた。つまり、想像力と創造力に長けていたのである。
弊社代表曰く、『コンサルタントは優れた演出家になるべきだ。
自らがその道(業界や職種)のスペシャリストになることではなく、
その舞台に立つ優秀な人物をいかにプロデュースするということの
想像と創造に長けた人物であるべきだ。』とのこと。
弊社COREでは、これまでの経験やスキル・知識だけに固執するのではなく、
その人自身が持つこだわりと、その人が放つ輝きを知ることに力を注いでいる。
どのように導いたら、更に輝くのかをお会いする際に考えます。
しかし、コンサルタント(演出家)だけが張り切っていても良い舞台は作れない。
転職者自身(俳優)が変わろうとする想い、輝きたいという意欲と素直な思いが、
内から輝きを放ち、力を持たせるのだと思う。
本日のルール化
自分らしさとは、素の自分という意味ではない。
舞台に立って、歌って踊るための修練を重ね、習得した結果、またその過程の中で自分らしさが出るのである。
それが「輝く」ということである。
昨日より今日、今日より明日、という「輝き」を意識することで、ふと振り返った時には
思い立った時の自分よりも数段「輝き」を増しています。

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