大人になってから、トイレットペーパーの先端を三角折りにされているのを目にすることが
あまりないと思いませんか?
ある日、会社のトイレに入った時に、トイレットペーパーの先端が三角に折られていた。
最初は何て事もない出来ごとのように思えたが、
実際に、そのトイレットペーパーを使う状況がやって来たときに、非常に感動した!
普段は、ペーパーホルダーが重く、ペーパーの切れ目を見つけることにもひと手間がかかるのだが、
三角の頭があるおかげで、トゥルトゥルトゥル~っと、簡単にペーパーを巻くことが出来たのだ。
何て言う事のないことなのだが、
誰かの「何気ない心遣い」に、とても感動した。
心遣いや努力って目に見えないから、尊いものなのだ。
顔も知らない誰かの為に、少し「あっ。」と小さな感動と「良かったな」が与えられたらいいなと思い、
その日以降、私も自分がトイレを出る時には、トイレットペーパーの先端を三角に折るようにしている。
そして、いつか誰かが私と同じように感じ、三角に折ってくれたらもっと嬉しい。
そうやって、心遣いの連鎖が起こり、小さな「思いやり」が生まれるといいと思う。

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