時折、苛烈なまでに右足が痛くなる発作を持っている。
今では珍しくない発作である「痛風」というものである。
誠に遺憾ながら、自身はそれを患っている。
風が吹いただけで痛さを感じるというものが痛風であり、その痛さは想像の域を超える。
本当に歩けないぐらいの痛さなのだ。
食事制限などを設け、普段口にしないモノを食べるようにしているし、禁酒は当然のことである。
プリン体と尿酸値を減らすために、日々精進(我慢)している。
それでも仕事がある日は、家にいられない。駅まではなんとか歩く。そして電車に乗る。
ここで、自身が乗る駅の隣駅で必ず降りる方を見つけて(座っている方)、その方の前に立って、
隣駅からは座れるようにここ最近は行っていた。
しかし、つい先日よりこのルールに乱れが生じてきた。
どういうことなのか。
自身が座れる駅の隣駅から妊婦さんが乗るようになってきたのだ。
その方も自身と同じように席を譲ってくれる人の前に立つようにしているのか、
先日一回譲った時から乗ってくる度に自身を探しているような感じがしてならない。
(というよりも、自身の前に必ず立っている)
そこまで期待されたら、譲らないわけにはいかない。
せっかく見つけたルールも1週間ぐらいで定義変更を余儀なくされている。
まあ、足が痛いぐらいに比べれば妊婦さんが立っていることの方が辛いであろうし、
席を譲ることも至極当然なのだが、ルール変更が早かったことについて少し苦い感じがした。
人を呪わば・・という言葉があるが、その逆もあっていいと思う。というよりも、むしろいいフレーズで残した方が良いだろう。
人を思わば憂い二つである。
自身の心配と周囲の方に対する心配(気配りと言った方が良いか)の二つがいつもあるからこそ、日本なのである。
とはいえ、こんなこと言っているよりも早く病院に行ってお医者さんに診てもらおう。
これが一番良い解決策なのは間違いない。

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