時代の変化

先日、相撲部屋の20代の若い力士が新型コロナウイルスで亡くなった。
部屋で共同生活を送る力士はクラスター化の危険と隣り合わせで、対応が急務だったという。

力士の主食になる「ちゃんこ」は番付上位から食べ、
新弟子は残り汁で白飯をかき込む悔しさをバネに稽古に励むのが古くからの伝統だった。
しかし、コロナ感染防止のため、今はそれぞれの皿に取り分けて一斉に食べる方式に変わったという。
また関取になって初めて個室を与えられるのが今までの相撲部屋の伝統なのが、
そのしきりたりもまた変わりつつあるようだ。
相撲のように長い歴史や伝統がある世界でも、新型コロナウイルスの影響で
古くからの慣習がどんどん変わってきている。

欧米における日常習慣にも同じことがいえる。人々は直接的な接触がある握手やハグは
もちろんのこと、スペイン風邪のときにでさえ定着しなかったマスクを着用するようになった。
屋内でも土足の文化が、靴を脱ぐという人々すら出てきているようだ。
これまでの常識が今日の常識でなくなってきている。

反対に古くからの「しきたり」や文化的な習慣が変わっているなか、変わる事のない
消費もある。天災等の有事の度に起こる「店頭から姿を消すトイレットペーパー現象」だ。
有事が起こると、ある事ない事、噂が囁かれしばらく買う事が出来なくなる。
オイルショックを経験してきた世代はトイレットべーパーに特殊な感情を持っておられる方が多く、
有事が起こると紙を買い溜める・・・
個人的には50年を迎えるイヤな思い出をそろそろ水に流しても良いのではないかと
思うが、この現象もひとつの文化と言えるかもしれない。

コロナウイルス騒動の終息がまだハッキリと見えないなか、日本を支える企業は
これからの中途採用や新卒採用のありかたを模索している。
中途採用においては、ここ数ヶ月で既にWEB面接が主流になりつつある。
新卒採用においても9割以上の企業がWEB面接を導入するようだ。
各社の選考基準も直接会うことで感じ取れていたものから、
客観的に判断できる基準を作っていくことになるだろう。
時代の変化についていきながら、今の転職市場や労働市場で生き残り、
勝ち残るための適切なアドバイスができればと思っている。

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