初詣

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

初詣は正月行事のひとつであり、
これまでの感謝と新年の無事と平安を祈る行事である。
今年は行動制限もなく、多くの人が各々の想いを持って
神社を参拝していることだろう。
受験生や受験生の子供を持つ親は学業の神様で有名な神社、
出産を控えているご家庭であれば安産をうたう神社、
その他、縁結び、商売繁盛等、自身の目的に合った神社を参拝する。
もちろん、近所の神社や、有名な神社を参拝する人もいるだろう。

自分の幼少期は両親や祖父母等と一緒に目的もなく参拝し、
お目当ては神社の出店の方だった。
学生になってから、またそれ以降も、
友人等と大晦日の夜中に参拝することで集まることが楽しみだった。
恥ずかしながら、毎年のように「健康でありますように」「仕事がうまくいきますように」等、
自分の事を漠然と何とかなれば良いなーと神頼みしに行っていただけだった。

今年の初詣で気付いた事があった。
思い返すと、ここ数年は自分の中で、三つのお願いが中心になっている。

①家族が健康でありますように
②親が長生きしますように
③会社がうまくいきますように。

子供が生まれてからは、子供の健康や安全を願う。
自分の白髪が増えた分、年老いていく両親のことを考える。
仕事は自分一人で成り立っているものではないので、会社全体の繁栄を考える。

今更ながら、健康にしても、仕事にしても自分が管理する事であり、
神様にお願いすること自体がおこがましい事だ。
それよりも、自分ではどうする事も出来ないことに対し、力添えしてもらえないかと
お願いすることに本当の意義を感じるようになった。

会社という組織においても、自分が出来ること、
しなければいけないことは自分の責任において取組む必要がある。
しかし問題が発生したり、自分だけではどうすることも出来ないことに関しては
周囲からの協力や上司からのアドバイスによって脱することが出来ることもある。
事後か事前かという違いはあっても同じ〇〇頼みと言える。

多くの神社にお願いすると、当然お礼も必要となる。
2022年も家族も両親も会社も無事に一年を過ごすことが出来た。
今週末には年末に行けなかった神社への参拝に行こうと考えている。
感謝の気持ちをこめてお礼参りに・・・

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