人は変わることが出来る生物なのか?

「人は変わることが出来るのか?」
私が個人的に考えた末の結論は、「YES & NO」。

まず前提として、自分が「変わりたい」と思っている場合の方が変えることが出来る確率は高くなる。
例えば、「ダイエット。」「痩せて違う自分になってアイツを見返してやる!」というある意味での執念と硬い意思は、変化を生む。
しかし、「本当のあなた」という意味では見かけは変わっても、そもそもの優しいとか、嫉妬深いとか、そういった中身は変わっていないこともある。

根本を変えることは非常に難しいことだと思う。「根ざされたモノ」であり、そもそも常に意識して生活していないため、良くも悪くも習慣化されたことなのだ。
生まれてからこれまで特に社会に出てからは、異なる価値観だらけの周囲の影響を受け、
生き延びるために揉まれて踏まれて形成されて来た考えや生き様をある意味一旦、
自己否定しなければならない為、ある程度の年齢を超えると非常に改めるのは難しくなる。

しかし、自分自身の価値観や観念を「間違っているかもしれない」と考えることが出来、昨日よりも今日、
今日よりも明日の自分を見ることが出来る人は、「只者ではない人」になっている事が多いように思う。

言えることは同じ位置に居続け、周囲や社会の波が過ぎ去って行くのをじっと待つのではなく、自分と向き合う勇気ともっと魅力的になりたいという思い、そしてチャレンジ出来る行動力が重要であるということ。
その結果こそが「成長である」ということ。

結論として、私自身を根本的には変えることは出来ないが、それでも今のありのままの自分を受け止め、
変えてみることに前を向いて行動出来るかというのが最も大切な点であり、そこに「意識の変化」を生むことは
出来ると思う。
その結果として「変わることが出来る」のではないだろうか?

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