チームワーク

ワールドカップで、日本チームのプレーを観た。
サッカーを知っている訳ではないが、チームプレーが出来ていないのではないか…
というのが率直な感想だった。
素人の自分が見ても、ゲームを俯瞰から見れているプレイヤーが少ないように感じた。

サッカーでもビジネスでも、チームワークが重要という点に異論のある人はいないだろう。
しかし、何をもってチームワークと言うのかは、
個人完結型の競技や仕事でない限りは考えなければならないテーマだろう。

かつて、Jリーグのジュビロ磐田で、黄金時代を作った元ブラジル代表のドゥンガ選手。
当時、外国人選手が日本のレベルを引き上げる牽引役を果たした一人と言われている。
ドゥンガ選手は、「日本はチームワークが素晴らしいと聞いていたけど、全く違った」と
語ったことがあるそうだ。その理由は、個々が責任を果たしていないことにあったようだ。
自分の責任を果たしてこそ、組織が活かされる。ジュビロ磐田のサッカー文化を変えた一人と言えるだろう。

個の力が大事だとよく言われるが、もう少し掘り下げて考えてみると、
自分の強みを理解するだけでなく、他の人の強みを理解することだと考えられる。
世界トップクラスの選手であるクリスティアーノ・ロナウドは、
特に左サイドでボールを持つと相手ディフェンスを抜く力に優れており、
他の選手もこれを理解しているため、左サイドでなるべく、
ロナウドと相手ディフェンスが1対1の状態となるように組み立てるそうだ。

サッカーにおいては一人が強いからといって、勝てるとは限らないようだ。
スペインのレアル・マドリードは、世界最高峰のチームの一つ。
日本の野球でいうと読売ジャイアンツのように、高額で超一流選手を獲得することが多い。
しかし、なかなか勝てない時期があったという。理由は、チームワークの不足だった。

どれだけ優秀な選手がいても、一人ではゴールにたどり着けない。
例えば企業で考えると、営業部門と開発部門の目的や目標が異なり、
利害関係が一致しないことがある。そこで、組織を繋げられる人や、
組織を横断するチームのような、全体最適を実現する存在が必要になってくる。

個々の責任を果たす。個別最適と全体最適。
サッカーでも企業でも、チームワークの重要性は変わらない。

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