一流になるというのは早々簡単なものではありません。
「言うは易く行うは難し」の通りです。
一昔前では、一流と称されていたホテルが偽装食品という事例が連発しています。
見せかけの応対だけ「一流」とあっても、本質が二流以下では話になりません。
画竜点睛を欠くというよりも、見かけ倒しという印象です。
一流になるというのは前述の通り、非常に難しいと思いますが、
実は毎日の小さな積み重ねが一流の第一歩なのであると感じています。
イチロー選手も一流野球選手ですが、何が一流であるかというと「毎日欠かさないトレーニング」です。
ビジネスマンの一流とは、どの様な像なのかを一生懸命考えてみると、
計算が早い、金儲けが上手、絵空事を公明正大に言う、などなどの要件ではないのです。
毎日していること、人が喜ぶこと、当たり前のこと、が行動原則として幹にあることではないかと感じます。
人間は怠惰な生き物です、上記の行動原則を行うには必ず必要な意識があります。
それは「気をはって、周囲を見渡し、自分が出来ること」を常に行うという意識です。
そして何よりも「誠実であり続けること」だと思います。
これが難しい!キレイ事ばかりが通用する世の中ではありません。
時には天に唾をはいて行動するような事態もあるでしょう。
それでも「嘘はない方が良い」という姿勢を貫いてほしいと思います。
見た目だけ一流でも、人の目に触れる所ばかり一流のフリをしていても、
いつかは白日の下にさらされるということを意識しなければなりません。
最近では情報も取りやすく、またあっという間に広がります。
悪事千里を走るという時代が、本当に来たのだなと感じています。
自らの振る舞いに気を付けながら、「見た目だけの一流」にならないように
行動原則を守り貫きます。

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