”未知との遭遇”ということ

実際に何事もやってみないと分からないものである。
人間なんて、自分自身がその答えに納得するには、
自らが体験をしないと出来ないものだ。

昨日の日経新聞に、今の学生は海外駐在を嫌がる傾向にあるという記事を見つけた。
将来結婚して子供が生まれたときのことや、一人っ子なので
親の介護や老後など将来・未来を懸念してのことだそうだ。

先を見据えた計画を立てることが出来、家族や家庭環境に思いやりを
持てるという点においては素晴らしいことだ。
平穏な生活を送ることこそ幸せとも自分自身思える。

その一方で、海外駐在や世界を飛び回る仕事に憧れていた昔から比べると、
個人的な見解ではあるが、小ぢんまりとした安全圏を出ない
民族になってしまったのかと危惧した。

「もしも・・」「もしかしたら・・」
そのときはそのとき。
人生なんて計算通りにいかないものじゃないでしょうか。

やりたいことや大切なことは、人との出会いや新しいチャレンジによって、いつだって変わるもの。

リスク管理も、もちろん必要ではあるが、自分は何が好きなのか、
自分は何に適しているのか、体験してみないことには見えないし、感じることができない。

今を生きる ことが全て、と言っているのではない。
まだ見ぬ障害や障壁を不安や心配に思い、チャンスを遮断するのはどうなのかと思う。

今日は自分にこう定義したい。
『人生には様々な遭遇があり、その先に”本来の自分らしさ”を生みだすことが出来るのかもしれない。』

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